第五章 アイアイの大冒険 第五章④
その日の朝、郵便局は少し慌ただしかった。チワワ局長が新聞を広げたまま、奥の部屋から飛び出してきた。「アイル、シーカー! 二人ともいるか!」局長の声は、いつになく低く響いていた。「北の街道で郵便馬車が立ち往生してる。山風が強くて、荷が散ったら...
第五章
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