第二章 アイアイの大冒険 第二章⑦
ふたりと猫族の使者が山道を進んで数時間が経った。霧はしだいに濃くなり、あたりの景色はぼんやりと輪郭を失っていった。木々の影がゆらぎ、地面の起伏も見えにくくなる中、ただ足元の感触だけを頼りに歩を進める。「……このあたり、前に来たことがある気が...
第二章
第二章
第二章
第二章
第二章
第二章
第二章
第一章
第一章
第一章